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分卷阅读4

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にも、下半身では触手の蠢动が身を焦がす。

    大きく身体を捩ったぬめる大蛇が、鶏卵程もある鎌首のごとき先端をもたげて头を振ると、散々に抚で回され、こすり上げられた会阴の天井は、一瞬で悦びの涡の中へと引きずり込まれる。

    「う、あ――!!」

    下半身の中心から、四肢の末端へ向けて放たれた歓喜の波は、见る间に巨大な津波となってディルトの脳までたどりくと、それは肉体と精神の间に张り巡らされた理性の堤防を突き崩さんばかりの势いで打ち当る。

    「くッ……ううう……!!」

    弾け飞び、飞沫を上げる快楽の波に身体中のあらゆる感覚を饮み込まれそうになりながら、ディルトは悬命に奥歯を噛み缔め耐え忍んだ。

    ここで流されてはいけない……!

    この欲求と、叫び上げてしまいそうな悦びに、こうべを下げて従ってはいけない――!!

    しかし、ディルトが自らの全身にそう言い闻かせながら、身体中の筋肉を硬直させて唇を噛んだ直後には、触手の先端は、再度、粘液に濡れきった会阴の天井を、远虑もなしに力一杯に叩き、そしてこすり上げていくのである。

    「ッ――――!!!!」

    ひと擦りごとに、一打ごとに、敏感に、弱くなっていく会阴部分に、ディルトはどうする事もできなかった。

    元来、性感とは、回数を重ねるごと、そしてそれに伴い昂扬が极まっていくごとに、肉体的な快楽や恍惚感も加速し、増幅していくものだ。

    ディルトの身体とて、例外ではない。

    こうして几度も几度も、絶える事なく性感を感じる同一个所を、こすり、抚で上げ、叩き上げられて、触手が蠢くその度に。

    柔らかく鋭敏になった会阴部の肌が、细かな凹凸のある体侧に接触を重ねるその度に。

    「ッく、ああ……!!」

    ディルトの身体……いや、より有り体に言えば、彼の下半身に存在する雄としての根源的な生殖欲求は、芽吹き、疼き……そして、ひたすらに煽られていくのである。

    雄の肉体とは悲しき物で、一度火の点いた生殖欲求はそう简単には消灭しない。

    いや、実际は、消灭など、する事はないのだ。

    だからこそ、野生に生きる獣たちは、繁殖の时期ともなれば一时の生殖欲求を充足させ、己の子孙を遗すために、命を赌けて他の雄たちと竞い合う。

    そこには、他のいかなる理念も生存本能も介在しない。

    ただ、身の内で滚る雄なる本能と、成熟した精巣からこみ上げる射精欲求。

    それだけが、火の点いた彼らの身体を、猛然とひた走らせているのである。

    人间は、そうした本能的な欲求を、类まれなる理性と道徳心によって、强引に盖をし、捻じ曲げて、欲求の火を消した、と勘违いしているだけに过ぎないのだ。

    「く、う……ッ!!」

    己の身体の中で、燻り始めていた雄の火种が、次第にはっきりとした猛火となって延焼していく事に、ディルト自身も気付いていた。

    だが、彼はまだ、自分自身の屈强な精神力と、伦理観によって、この火を镇火させられるはずだ、と信じていたのだ。

    勇者として、そして律された道徳心を持った一人の人间の男として、自分はこのはしたない肉体の欲求から目を逸らせると――。

    しかし、そうしてディルトが汗の浮いた掌を今一度强く握り込んだ、途端だった。

    「くッ、ああ!?」

    変わらず会阴の天井を嬲られ続ける彼の臀部で、肛门へと押し入っていた二本の触手が、大きく身体をよじらせたのだ――。

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    俄かに再来した肛门で沸き起こった蠢きを、ディルトが拡张された肛门口で察知した、正に瞬间だった。

    「ッ!!!!」

    突如として背筋を走り抜けていった鲜烈极まる冲撃に、あらゆる五感を贯くように侵されて、ディルトは愕然としながら目を见开くと、その直後には恐怖した。

    こ、これは――!

    この、感覚、は――!!

    全身の中央を一直线に分断するように走り抜けていった冲撃は、今までのどの刺激よりも、强烈で、それでいて……甘美だった。

    先刻まで、二本の触手でねちねちと尻を侵略されていた时にも、甘さの乗った刺激を感じてはいたが、今、この瞬间にディルトの肉体が感じ取った冲撃は、そんな物とは比べものにならぬ程に强烈な、そして直接的な快楽だった。

    「な、なん……ッ!!」

    己の身体に降りかかった恐るべき打撃に戦栗しながら、デ


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